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大阪で美味しい蟹を食べたい。
いつのまにか11月もまもなく終わり12月。
朝晩がすっかり寒くなってきました。
先日 会社の社長と同僚達で「そろそろ蟹のシーズンですね。」等と話していたところ近いうちに蟹でも食べに行こうという話に。
仕事が忙しい時期なので泊まりで「城崎」にでも行ってのんびりと温泉に入りそのまま宿泊…みたいな事はできそうもありませんので大阪で美味しい蟹料理が食べれるお店は無いものか?と調べていたところ「おたる 栄六」さんというお店の「毛ガニ」が特大サイズで美味しそうです。
さっそく予約の電話をしてみたところ席は確保できたものの「毛ガニが最近 不漁で用意できるかわかりません」との回答。
少し不安でしたが他のメニューのお刺身やお寿司も非常に美味しそうだったのでとりあえず予約。
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いざ【おたる 栄六】さんに入店。
4名で19:30から予約していたので19時過ぎにはお店から最寄りの「堺筋本町」の駅に到着。
グーグルマップを起動してお店の前まで行きますがお店が見当たりません。
よくよく探してみるとお店はビルの奥の方の地下にありました。
さて意を決してお店に入店。
店内はとても綺麗で既に数組の方がお食事を楽しんでいます。
予約していた席に座りとりあえずキンキンに冷えたビールを突き出しの「南蛮漬け」で頂きます。
恐る恐る「本日は毛ガニの入荷はありますか?」と尋ねてみると大丈夫なようです。一安心。
とりあえず「毛ガニ」を2匹注文すると大将が網ですくった特大の2匹の「毛ガニ」をこちらに持ってきて見せてくれました。
「お値段の方は少しはりますよ。」との事。
通常は1匹8500〜13000円の時価らしいですが本日はもう少し高いようですね。
こちらの「特大毛ガニ」は通常1匹で4人前らしいのですが今回は4人で2匹。
半身丸々一人で頂けるという贅沢な注文をしてみました。
お刺身盛合せ、アン肝、イクラ、本シシャモ、お寿司。
とりあえず「毛ガニ」が茹で終わるまで時間がかかりますのでまずはお刺身の盛り合わせを頂きます。
途中「あん肝」は要りますか?「イクラ」は要りますか?等と聞かれ「全部要ります」と回答。
さっそくやってきた「お刺身の盛り合わせ」
盛り付けもセンスが良く食欲をそそられます。
そしてどれも美味しい。
中でも今回初めて食べた「鰊(ニシン)」のお刺身がとても美味しかったです。
アジのようなサンマのようなマイワシのような…
ニシンと言えば「カズノコ」か「鰊蕎麦」のイメージしかありませんでした。
大将にお話を聞いてみるとこの時期のニシンは産卵の為に回遊してきていてまだ卵を持っていないニシンなので脂が乗っていて美味しいそうです。
北海道では回転寿司やスーパー等で普通に流通しているようですが関西では物流の関係で中々新鮮なニシンのお刺身を頂けるお店は少ないようですね。
そんな美味しい「お刺身の盛り合わせ」を食べていると続いて来たのは…
「アン肝」
「肝」と「身」と「湯引き」で和えた小鉢です。
こちらも美味い。
肝だけで食べるよりも数段美味しいです。
続いて…
イクラ。
こちらは醤油漬けですが非常に薄味でした。
後でお話を伺うと「卵」本来の味を味わって欲しいからだそうで。
貧乏舌で酒呑みの僕はもう少し濃い味が好みでしたがこれはこれで上品な味付けで良かったと思います。
どんどんいきます。
「本シシャモ」
「ツブ貝のお刺身」
どれも絶品。贅沢なひと時であります。
ようやく「毛ガニ」が茹で上がったようですが大将曰く…
「茹でた後にしっかり冷ます事で味が落ち着き美味しくなりますのでもう少しお待ち下さい」
との事。
まだまだお腹は空いていますので「毛ガニ」が冷めるまでもう一品。
寿司でもつまんでみましょうか。
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大将のお任せで「お寿司」を五貫。
やってきたのは…
○コハダ
○時鮭
○ウニ
○カワハギ(肝乗せ)
こちらも全部美味。
カワハギの肝乗せも絶品。
ウニもツブが立っておりめちゃくちゃ濃厚、シャリよりもウニの量が多く非常に満足。
いよいよ後は「毛ガニ」を待つのみであります。
満を持して「毛ガニ」登場。
ようやくやってきました。「毛ガニ」さん。
やっぱりデカい!
そして美味い。
1人半身ありますのでボリュームは申し分無し。
殻も綺麗にカットしてくれているので非常に食べやすい。
「蟹食べてるアルアル」で全員無言で「毛ガニ」を喰らいます。
非常に贅沢な時間を楽しみ「毛ガニ」を食べ終わった時点でお勘定を。
中々のお値段ではありましたがお料理は全て美味しく非常に満足な食事となりました。
次は今回食べれなかった絶品の「釣キンキ」を食べに再訪したいと思います。
その前にお金を貯めねば…
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