セルモーターが回らない。
さて先日我家にやってきたTW125。
無事にナンバーも取得でき、自賠責保険に加入し、いつでも乗れる準備が整いました。
購入時にはエンジンをかけて少しだけ試乗させてもらっただけなので胸を膨らませていよいよエンジンスタート。
前オーナーの方からは「スカチューンですがバッテリーレスキットではなくミニバッテリーが付いています。」と聞いていたのですがバッテリーがダメなのかセルのボタンを押してもうんともすんとも言いません。
とりあえずキックでエンジン始動。
寒い季節ですがチョークを引いて2.3回で無事にエンジン始動。
チョークを戻してしばらく暖機。
あれ?テールランプが光ってない…ブレーキレバーを握っても反応無し。
続いてウインカーを右へ左へ…
こちらもうんともすんとも言いません。
とりあえずテールランプもウインカーも球切れではない事は確認できましたが…
ヘッドライト周りの配線もごちゃごちゃしておりひとつひとつ配線を辿って原因究明をせねばなりません。
非常にめんどくさそうな作業ですので今はとりあえず諦めて一度シート下のミニバッテリーを確認してみる事に。
TWはシート裏の2本のボルトをフレームから外すだけでシート脱着ができるので楽ちんですね。
シートを外してみるとミニバッテリー発見。
「CT4B-5」と書かれています。
amazonで調べてみると
CT4B-5 (GT4B-5/YT4B-5/YT4B-BS互換)
との事で評価もそれなりに良く安い。
さっそく新品を購入してみます。
本来ならば「GS YUASA [ ジーエスユアサ ] シールド型 バイク用バッテリー YT4B-BS」が欲しいところでありますが半額以下で購入できる誘惑に負けて互換品を購入しました。
バッテリー交換をしたらセルでエンジンかかるかな?などと思いながらふとバッテリー横のヒューズボックスが目に留まり管ヒューズを確認してみると…
「10A」の菅ヒューズが見事に飛んでます。
え?ひょっとしてこれが原因?と思い工具箱にたまたまあった10Aの菅ヒューズに付け替えてみると…
キーをONにするとテールランプが光ります。
ブレーキレバーを握るもストップランプも光ります。
ウインカーも左右共問題無く光ります。
エンジンのスタートボタンを押すと…
「キュル…キュル…」と僅かながらセルモーターが回ります。
良かった!原因は管ヒューズでした。
とりあえず第一の問題をクリアー。
これで公道を堂々と走る事ができます。
元に戻そうと管ヒューズのカバーを付けようとしますがうまくカバーがハマりません。
何故だ?と思って管ヒューズを見てみると交換前のヒューズと交換後のヒューズ自体の長さが違います。
道理で入らないわけです。
しかしながら短い10Aのヒューズなんて持っていませんので新しいヒューズ用のカバーを取り付ける事にしました。
さっそくシートを元どおりに戻して試乗してみます。
家の近所を30分程走り戻ってきました。
一度エンジンを切り再びエンジンのスタートボタンを押してみます。
「キュルキュルル… ブォンッ!」
無事にセルでエンジンをかける事もできました。
セルモーターもレギュレターも生きている事が確認でき一安心です。
数日後にはバッテリーが到着しますので新品のバッテリーになれば快適に毎日エンジン始動ができそうです。
そんな事よりも早くリアタイヤを交換せねば…
続く