淀川で釣った天然鰻を泥抜き後、蒲焼にして食べてみました。

天然鰻の蒲焼を食べてみたい。

去年から始めた「鰻釣り」

自身も小さいながら初めての天然鰻を釣る事ができました。が、とても蒲焼サイズには程遠い小型の鰻。

しかもスカリに入れている間に網を噛み切られ脱走される始末。

(その時の記事↓)

9月もまもなく終わりますが前回は「初めての天然ウナギ」を釣る事が出来ませんでしたので今回もう一度「旧淀川(大川)」でウナギ釣りのリベンジです...

しかしながら会社の同僚とウナギ釣りに行く事数回、計4匹の天然鰻を釣り上げ先日まで会社で飼育していました。

泥抜きの為に1~2週間は綺麗な水で飼育していたのですが中々蒲焼にする機会もなくいつのまにか会社のペットとなり飼育されてしまっていました。

そのままでは餌を食べずにやせ細っていくのでたまに餌としてメダカやシラサエビを購入していましたが餌代もばかになりません。

いつのまにやら5月、今年もウナギ釣りシーズンがまもなく始まりますのでシーズンイン前に会社で蒲焼にしようということに。

素人が鰻を捌いて焼いてみます。

まずは4匹の鰻を捌くのですが今回の参加者は全員鰻を捌くのも焼くのも未経験者。

とりあえず1人が「YOUTUBE」を見て勉強してきたらしいのでその彼に一任したいと思います。

鰻をクーラーボックスの中に入れて大量の氷を投入します。

まずは大量の氷水の入ったクーラーボックスに鰻を入れて低温で仮死状態にします。

(写真は氷を入れる前です。)

30分~1時間ほどですっかりおとなしくなりましたので満を持して捌いてみたいと思います。

前日に購入していた板材に鰻を乗せて「千枚通し」で目打ちをします。

「目打ち」といっても「目」に打つわけではなく、目の下のアゴ部分に突き刺すようです。

この時点では鰻は仮死状態、手際よく捌きに入りたいと思います。

続いては新品のカッターナイフで胸ビレの下あたりから中骨まで切れ目を入れます。

ちなみに「軍手」があった方が作業はしやすいです。

そしてそのまま背開きに。

もたもたしていると鰻が少し動き始めました。

急いで内臓を取り、背骨も取り外します。

なんとか4匹分の背開きが完成しました。

鰻のヌメリを取る為に熱湯処理を。

開いた身は焼きやすいよう適当な大きさに切ります。

続いては皮のヌメリを取る為に熱湯をかけます。

今回は場所が無かったのでボウルの中の身に熱湯を入れて熱湯処理をしました。

サッと湯に通した身はすぐに氷水に入れて粗熱を冷まします。

充分に冷めた実をカッターナイフの背でこするとヌメリが取れますので丁寧に1切れずつこの作業を行います。

これでようやく下処理が完了しました。

後は焼くだけですがまずは焼きやすい様に「串打ち」

皮と身の間を狙って串を打つらしいのですが中々難しい。

なんとか串打ち完了。

見た目だけは本格的になってきました。

前もって起こしておいた炭をBBQコンロに投入していよいよ焼きにはいります。

まずは「皮目」から焼きます。

人によって焼き方はバラバラのようですが今回は初めての鰻焼きですのでオーソドックスに皮目から焼いていきます。

油が落ちて良い香りがします。

あまり焼きすぎると皮が焦げるので適度に焼けたら反対側の焼きに入ります。

反対側もある程度焼けてきましたのでここらで「蒲焼のタレ(スーパーの市販品)」をハケでペタペタと塗ります。

再び両面を軽く焼き再度タレを塗ります。(計3回程度)

遂に鰻の蒲焼の完成であります。

天然鰻の蒲焼を実食してみます。

遂に完成した「天然鰻の蒲焼」

温かいうちにさっそくいただいてみます。

「うん。美味しい!」

肉厚で程よい油とタレの絡み具合。

しかしながらじゃっかん焼きすぎたかな?とも思うような食感。

鰻の生血は毒があるのでビビッて焼きすぎてしまったのかもしれません。

天然だからなのか皮がすごく分厚く感じましたがこれはこれで美味しいかと。

好みの別れるところでしょうか?

「串打ち3年 焼き一生」と言う言葉がありますがやはり難しいものですね。

しかしながら初めての蒲焼にしては大成功。

が、反省点や課題も多く残りました。

今シーズンは自身の釣り上げた良型鰻で美味しい蒲焼を作ってみる事が目標であります。

まずは餌の「ドバミミズ」探しから頑張ってみたいと思います。

-END-

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする